監督に元巨人の山﨑氏 独立L和歌山FB
関西を拠点とするプロ野球独立リーグ「ベースボール・ファースト・リーグ」(BFL)に来季から参入する「和歌山ファイティングバーズ」(本拠地=田辺市)の監督に、和歌山市出身で巨人や日本ハムなどでプレーした山﨑章弘氏(55)が就任した。
球団を運営するNPO法人「ANFUTURE」(谷口弘理事長)が田辺市の田辺スポーツパーク野球場で記者会見し、発表した。
山﨑氏は和歌山市立西浜中学校、兵庫県の育英高校を経て昭和54年、捕手としてドラフト2位で巨人に入団。同62年にはリーグ優勝、日本シリーズ出場を経験した。平成3年に日本ハムで現役を引退した後は、日本ハムや中日で2軍コーチを務め、同25年からことしまでBFLの兵庫ブルーサンダーズ監督を務めた。
チームは、日本野球機構(NPB)のプロ球団入りを目指す若者の受け皿となり、野球を通じて地域の盛り上げを図る。5日に同野球場でトライアウトを行い、年内にチーム編成を完了させる。
ファイティングバーズの参入により、BFLは兵庫ブルーサンダーズ、06BULLS(大阪)、姫路GoToWORLD(兵庫)を含む4球団となる。