4組の親子を表彰 県「家族でよい歯」コンク
第8回県家族でよい歯のコンクールの表彰式が10日、和歌山県自治会館(和歌山市茶屋ノ丁)で行われ、最優秀賞、優秀賞の受賞者4組が賞状を受け取った。
「母と子のよい歯のコンクール」を前身として、平成21年から現在の名称で開催。対象も母親から両親と同居する祖父母まで広がった。
昨年度の3歳児歯科健康診断を受診した幼児7197人とその親や祖父母の中から県健康推進課、県歯科医師会、県立医科大学歯科口腔外科などの審査員により虫歯がなく、歯並びのきれいな親子5組が選ばれた。
表彰式では県福祉保健部の幸前裕之部長が賞状を渡し、また審査に関わった県歯科医師会からも賞状が渡された。
審査委員長を務めた県歯科医師会の中谷讓二会長は「受賞された方の口内の健康状態は良好で、優劣付け難かった。今後も歯と口の健康に気を付けてほしい」とあいさつした。
最優秀賞に選ばれた同市の岡﨑由季さん(35)は「自分も母親に虫歯にならないようにいろいろしてもらっていたように思う。自分の子どもの歯も大事にして、年を取っても親子そろって自分の歯で何でも食べられるようにしたい」と話した。入賞者は次の皆さん。
【最優秀】岡﨑由季・結加(和歌山市)【優秀】井畑幸起子・茉環(紀の川市)▽亀谷富美惠・樹里(高野町)▽橋本美佳・沙和(御坊市)▽田中宏和・駿(田辺市)