地域CL敗退 アルテリーヴォ来季再挑戦

JFL昇格を懸けて戦う全国地域サッカーチャンピオンズリーグの1次ラウンドは13日、全日程を終え、アルテリーヴォ和歌山は0勝3敗だった。今季のJFL昇格はなくなり、公式戦の全日程を終了した。

結果だけみると全敗に終わったが、力は互角だった。1次ラウンドの3試合とも1点を争う接戦。何度も得点のチャンスをつくり、内容で勝る試合もあったが、要所でのミスや勝つ上で必要なゴールが奪えず、JFL昇格への道は再び途切れた。

初戦を落としたアルテリーヴォは、負けられない第2節で東京23FC(関東地域、東京都)と対戦。0―0で迎えた後半16分に自分たちのミスから失点。果敢にゴールを狙うも実らず、0―1で敗れた。

メンバーを大幅に入れ替えて臨んだJ.FC.MIYAZAKI(九州地域、宮崎県)との第3節は、1点を追う後半6分、途中出場のMF岩宗が今大会チーム初ゴールを挙げて同点。しかし26分に勝ち越しを許し、1―2で3敗目を喫した。

1次ラウンドの結果、各グループの首位は全社枠の3チームが独占した。ヴィアティン三重(全社3、三重県)、三菱水島FC(全社1、岡山県)、鈴鹿アンリミテッドFC(全社2、三重県)と、各グループの2位で最も成績の良かったFC今治(四国地域、愛媛県)を加えた4チームが決勝ラウンドを戦う。

チームは「力及ばず、勝利をつかむことができませんでした。またゼロからスタートし、来年こそ喜びの瞬間を分かち合いたいと思います。3日間、遠く山梨での力強い応援、本当にありがとうございました」とコメントした。

ドリブルで攻める主将の白方

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