パンジーで海南駅彩る 内海小2年生が活動

 小学生が植えた花で駅前を彩る活動が14日、海南市名高のJR海南駅西口前で行われ、内海小学校(野田泰生校長)の2年生39人が、寒さに強いとされるパンジーの苗170株を寄せ植えした。

 世代間交流や園芸福祉活動に取り組んでいる同市の団体「わたぼうしくらぶ」の提案をきっかけに、平成22年から実施している。

 同くらぶのメンバーらが夏に植えたベゴニアの周りに、児童らがパンジーを寄せ植え。プランターには児童が描いた乗り物に関する絵が貼り付けられた。

 児童らの様子を見守った同くらぶの森下和紀代表は「教室の外で活動することは重要。活動を通じてボランティアの心を持ってくれたら」と取り組みの意義を語り、参加した同小の間藤嶺さん(2年)は「青色と黄色のパンジーを植えました。よく来る海南駅が花できれいになるのはうれしいです」と笑顔で話していた。

パンジーを植える児童ら

パンジーを植える児童ら