アゼルバイジャンの魅力紹介 大使が来県
アゼルバイジャンのギュルセル・イスマイルザーデ駐日大使が14日、県庁を訪れ、仁坂吉伸知事を表敬訪問した。
同国は中央アジアの西部に位置し、石油資源が豊富なことで知られる。イスマイルザーデ大使は平成23年に着任。日本では同国を知らない人がまだまだ多いことから、同国の魅力を多くの人に知ってもらおうと、各県を訪問している。
イスマイルザーデ大使は「国内の石油開発には日本の企業も参加しており、日本の小説や武道も人気。国内の農業を強化するため、和歌山から積極的に学びたい」と意欲を示し、仁坂知事は「和歌山は人が親切で、かつお節やしょうゆなどを発明しては教え、日本文化の形成に貢献してきた。本県も機能性食品の開発など農業に力を入れており、ぜひ協力したい」と話した。