新院長に山上教授 医大付属病院4月から
県立医科大学は9日、次期付属病院長に外科学第2講座の山上裕機教授(60)を選任したと発表した。任期は4月1日からの2年間。
山上教授は昭和56年に同大を卒業後、国立田辺病院や米国国立衛生研究所などでの勤務を経て、平成11年6月から同大助教授、13年6月から教授。同大ではこれまで、付属病院副院長や副学長、医学部長などを歴任している。
がんの3大治療法である手術、放射線、抗がん剤(化学療法)に次ぐ第4の治療法として確立が期待されている免疫療法の研究などで知られている。
現在の吉田宗人病院長は3月31日付で退任する。