ことしはJFLへ アルテリーヴォ激励会
JFL(日本フットボールリーグ)昇格に向けて機運を高める「アルテリーヴォ和歌山」の激励会が26日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれた。行政関係者やスポンサー企業、サポーターら約140人が出席し、戦いに臨む選手、スタッフに今シーズンの期待を込めた。
チームは昨シーズンに関西リーグ1部の連覇を達成。JFL昇格を懸けて挑んだ全国地域チャンピオンズリーグでは、1次ラウンドで3試合とも敗退し、苦杯をなめた。
オフシーズンには複数の選手が引退・退団したが、新たに7人の選手が加入。今季は、昨シーズンまで現役で活躍した三本菅崇さんをコーチに配置し、坂元要介監督の下、25人の選手でリーグ3連覇、JFLの昇格を目指す(26日現在)。
式典では、NPO法人和歌山からJリーグチームをつくる会の板倉登志子理事長が「皆さんの温かい激励とともに、意見をいただき、励みにしたい」とあいさつ。選手紹介があり、新しくなったユニホームがお披露目された。
坂元監督は「これ以上のものを望むのは難しいくらい、選手はよくやってくれている。感動、活力を与えられるようなゲームをし、和歌山のために何か残せるよう1年間頑張りたい」と意気込みを語った。白方淳也主将は「昨年、おととしと地域チャンピオンズリーグで結果が出ず、悔しい思いをした。ことしこそ結果を残せるよう、チーム一丸となって戦いたい」と決意を述べた。
チームは今後、大学やクラブチームとの練習試合を重ね、3月26日に天皇杯の県予選準決勝に挑む。関西リーグの開幕は4月の予定。