浅井県議会議長が死去 有田市選出4期目

県議会議長の浅井修一郎(あさい・おさいちろう)氏が23日午後1時7分、S状結腸がんのため和歌山市の県立医科大学付属病院で死去した。67歳。自宅は有田市宮崎町2305。通夜は25日午後7時から、葬儀は26日午前11時から、いずれも有田市箕島65の1、フューネラル有浄会館で。喪主は長男宏吉(ひろし)氏。葬儀委員長は鶴保庸介沖縄・北方担当相が務める。

浅井議長は、平成15年4月の県議選で有田市選挙区から初当選し、4期目。自民党県議団に所属し、24年6月から1年間副議長を務め、28年6月に議長に就任した。今月16日に閉会した定例県議会には車いすで出席する姿が見られ、その後、療養していた。

議長の職務は当面、服部一副議長が代行する。浅井氏の死去に伴い、同選挙区は補欠選挙が実施される予定。

仁坂吉伸知事は「周囲の方に配慮され、体調不良の様子を全く見せず、議会の円滑な運営に全力を傾けておられました。心から哀悼の意を表します」、服部副議長は「突然の訃報に接し、大変驚いています。安らかなご冥福をお祈り申し上げます」とのコメントを発表した。

浅井氏

浅井氏