マスターズゲーム視察でNZへ 仁坂知事

仁坂吉伸知事は19日から23日まで、ニュージーランド(オークランド)を訪問する。同国では21日から30日にかけて生涯スポーツの国際大会「ワールドマスターズゲームズ」が開かれることになっており、平成33年に県内を含む関西各府県での開催が決定している同大会について、競技の様子や大会運営の流れなどを視察する。

同国訪問は知事就任後初。関西各府県の自治体関係者が訪問し、県内からは関西ワールドマスターズゲームズ2021組織委員会の副会長を務める仁坂知事の他、県内の競技団体の関係者や県職員ら7人が同行する。

同大会は約4年ごとに開かれており、原則30歳以上なら誰でも参加できる。県内ではバレーボールやセーリングなど、5競技7種目が行われる。

現地では、ハーフマラソンやバレーボールなどの会場や競技を視察する他、国際マスターズゲームズ協会(IMGA)の関係者や国際セーリング連盟のジャン・ドーソン副会長、オークランド市のフィル・ゴフ市長らと意見を交換する。

仁坂知事は11日の定例記者会見で「注目を始めたのが最近で、まだ運営に関する知見が少ない。多くの人をうまくさばく能力など、運営のノウハウをみっちり仕込んできたい」と述べた。