谷本早也歌ミニアルバム 県出身ソロ2作目

 ファミコンのゲーム音楽のような8ビットサウンドを楽曲に取り入れ、独自の音世界を描き出している県出身のアーティスト・谷本早也歌さんが19日、ソロ2作目のミニアルバム「箱の中の少女」をリリースする。

 谷本さんは母親がピアノ講師、父親がバンドマンという音楽一家に生まれ、大学時代に趣味で音楽活動を開始。おととし7月、ファーストアルバム「まほうのおんがく」でデビューし、ライブ活動などを続けている。

 全面8ビットサウンドの同アルバムを発表後、昨年4月にはNHK・Eテレの「シャキーン!」のコンピレーションソングで作詞と歌を担当。また、愛知県のバンド「H△G」とのスプリットアルバムの発売、FMうらやすの音楽番組でのメーンMC担当、アイドルグループへの楽曲提供など、多方面で活躍している。

 今回のミニアルバムは、初の全曲オリジナル作品集で、作詞・作曲・編曲・ミックス・収録内容の選曲など、谷本さんが制作の全てに関わり、こだわって仕上げた一枚。前作からのリアレンジを表題曲に、環境音楽などの新たな音の世界が広がる。

 谷本さんは「前作の若さあふれるポップな楽曲とはまた違い、今だからこそ作れる音楽が収録されています。新たな谷本早也歌の一面を、音から感じ取れるかもしれません」と話している。

 収録曲は、箱の中の少女▽クモリノチハレ▽あわいこい▽水辺にて▽PALPITO▽待ちぼうけ▽a piacere▽MysteriousCave▽夢のかけら▽SweetDream――の10曲。惑星レーベルから1500円(税別)で発売。

 最新情報はオフィシャルサイト(http://sayakatanimoto.wixsite.com/imymemine)で。

「箱の中の少女」のジャケット

「箱の中の少女」のジャケット