高校総体の上位入賞報告 選手が県庁へ
本年度の全国高校総合体育大会(インターハイ)で3位以上の成績を残した県選手と指導者らが13日、県庁を訪れ、仁坂吉伸知事に活躍を報告した。
本年度のインターハイは7月28日から8月20日にかけて30競技を実施。県内開催のヨットを除く競技は福島・宮城・山形の南東北3県で行われた。県内からは32校、493人の選手が出場し、8競技で43人が3位以上の成績だった。
13日は選手の他、監督や各高校の校長らが県庁を訪問。仁坂知事や宮下和己県教育長らに、大会で勝ち上がった過程や全国の有力選手と対戦して感じたことなどを報告した後、少林寺拳法女子団体演武で優勝した神島高校(田辺市)3年の山本春香選手に仁坂知事から記念品が手渡された。
仁坂知事は選手たちに、所属している部活動の部員数や対戦相手の特徴などを質問。バレーボール男子で準優勝に輝いた開智高校(和歌山市)の選手らは、決勝戦で敗れた鎮西高校(熊本県)について「身長が高く、一人ひとりの能力が高いと感じた」と振り返り、仁坂知事は「今回の経験を教訓にしてこれからも頑張って」とエールを送っていた。
訪問した選手と成績は次の通り。
【優勝】少林寺拳法女子団体演武=神島
【準優勝】陸上女子やり投げ=長麻尋(和歌山北3年)▽バレーボール男子=開智▽フェンシング女子団体=和歌山北▽同フルーレ=東晟良(同3年)▽同エペ=太田奈津季(同)
【3位】柔道女子70㌔級=岡美紀(近大付和歌山2年)▽剣道女子団体=和歌山東▽レスリング女子56㌔級=松下京加(和歌山北3年)▽フェンシング男子エペ=山本昂大(向陽3年)▽カヌー女子WK―4(200㍍)=神島▽少林寺拳法男子単独演武=尾崎奨馬(神島2年)