放置車両確認業務を再開へ 交安協会など
県警本部交通指導課などは11日、 昨年12月15日から放置車両確認事務委託業務を一時中止していた㈱貴志と県交通安全協会の業務を再開すると発表した。 同社は12日、 同協会は近日中に再開予定。
同課によると、 事実調査の結果、 両業者は失効期間中も適確な業務を行っていたことが認められた。 登録失効は担当者による失念や申請時期の遅れ、 同課での認識不足も原因だという。
失効期間中に貼られた放置車両確認標章は、 同協会が543件、 同社が74件。これらの標章は資格を持った監視員が監視をしたため、 有効になるという。
同日付で登録を失効していた同協会に厳重警告、 7日間の登録一時失効だった同社には注意指導を行う。
同課は 「法人登録が失効中に確認事務を行っていたことについて県民の方々に大変ご迷惑をおかけしました。 今後は改善すべき点は改善し、 本制度を適正適確に進め、 信頼回復に努めたい」 としている。