自民、公明で比例過半数 希望、立民続く

第48回衆院選の和歌山県内比例代表の開票結果は、自民党が14万6868票(得票率34・43%)の最多得票で県内第一党の座を維持し、公明党が7万880票(同16・62%)で2位となり、与党で過半数の票を獲得した。

野党は、民進党出身の2人が県内選挙区に立候補した希望の党が6万1574票(同14・44%)で3位。野党第一党に躍進した立憲民主党は、県内選挙区には候補を立てなかったが、5万5012票(同12・90%)で4位。いずれも前回の民主党の得票率12・24%を上回った。

前回は自民党に次ぐ21・69%の得票率だった維新の党の流れをくむ日本維新の会は4万7796票(同11・21%)で5位。共産党は3万8349票(同8・99%)で前回得票率11・12%を下回り、全国的に連携した立憲民主などに票が流れたと見られる。

社民党は2993票(同0・70%)で得票率1%を割り込み、幸福実現党の3044票(同0・71%)を下回った。