競泳カナダチームと交流 雑賀小で昔遊び

和歌山県和歌山市立雑賀小学校(同市西浜、岡野恭子校長)に7日、競泳カナダナショナルチームの選手とコーチら6人が来校し、日本の遊びや英語での質問を通して交流を深めた。

マッケンジー・ダラー選手、モンタナ・シャンパン選手、ジャックリーン・ケイレ選手、ウィルビー・マーティンコーチ、アスレティックセラピストのジョニー・フラーさん、チームマネジャーのジャニス・ハナンさんのカナダチームは14、15日に東京で開催される「FINAスイミングワールドカップ」出場に向け、7日から11日まで同市の秋葉山プールで事前合宿を行っている。

体育館では4年生129人がカナダ国旗を振りながら選手らを出迎え、南中ソーランを踊って歓迎した。

その後、6年生の教室で選手らは児童と交流。児童はこま回しやかるた、ゴム鉄砲、折り紙など日本の昔遊びを紹介。身振り手振りでこまの回し方をレクチャーし、選手がうまくできると児童から歓声が上がった。

質問コーナーでは、児童から「好きな日本食は何ですか?」「どうして水泳を始めたのですか?」などと英語で日本や水泳に関する質問を受けていた。

6年生の出口太智君(12)は「初めてする遊びなのに、選手の人は何でもできてすごかった」とカナダの選手たちとの交流を楽しんだ様子だった。

カナダナショナルチームは2018年パンパシフィック水泳選手権、20年東京オリンピック・パラリンピックの事前合宿も秋葉山プールで行う予定。

ゴム鉄砲で遊ぶ選手と児童ら

ゴム鉄砲で遊ぶ選手と児童ら