鮮やか大絵馬 西脇中が射箭頭八幡に奉納

ことしも残すところあと1カ月。和歌山市本脇の射箭頭(いやと)八幡神社(橋爪祥子宮司)に、西脇中学校の美術部が制作した来年のえと「戌(いぬ)」の大絵馬が奉納された。

奉納は毎年恒例となっており、ことしでえとが一巡した。絵馬(1・2㍍×1・8㍍)は部員28人が約3カ月かけて制作。それぞれが、さまざまな種類の犬を色彩豊かに描き、梅や南天など正月ならではの縁起物のイラストも添えている。

中央に、りりしい表情の柴犬を描いた同部の部長、福永夏都(なつ)さん(15)は「毛並みの表現に気を配り、来年もいい年になればとみんなで思いを込めて描きました。それぞれの個性が表れた絵馬になったと思います」と笑顔で話していた。

絵馬は1年間境内に掲げられ、参拝者を迎える。

奉納された鮮やかな絵馬

奉納された鮮やかな絵馬