地域で花づくり推進 花を愛する県民の集い

平成29年度の「和歌山県花を愛する県民の集い大会」が2日、紀の川市西大井の市役所南別館ホール田園で開かれ、地域で積極的な花作り活動を展開する功労者や花いっぱいコンクールの受賞者に、感謝状や表彰状が贈られた。

県花を愛する県民の集い(二階俊博会長)が主催。毎年、開催地を変えて実施している大会で、ことしは功労者10団体に感謝状を贈呈。花いっぱいコンクールでは学校、職場・地域、家庭の3部門で計94作品の応募があり、各部門で最優秀賞と優秀賞、優良賞の計21点を表彰。各部門の最優秀賞に知事賞が贈られた他、功労者感謝状の贈呈から活動を3年以上継続している4団体に知事感謝状が贈呈された。

大会には約400人が参加。二階会長は「運動が定着してきてうれしく思う。みんなが花を愛でる気持ちを持ち、これからも運動を広めていければ」とあいさつ。仁坂吉伸知事は「日常的に花を愛し、育てている皆さんは、周りの方の心を豊かにしてくれている。感謝したい」と述べた。

二階会長や仁坂知事から感謝状や表彰状が手渡された後、受賞者を代表して下村花の会(田辺市)の宮本正信代表は「日頃の運動が認められてうれしく思う。今後も地域の美化活動に努めたい」と話した。

花を中心にした地域おこし活動の事例発表では、長原北まちおこしねっと(紀の川市)の山田守彦代表が「花いっぱい運動の活動について」と題し、活動内容を披露した。

本紙エリア内で表彰を受けたのは次の皆さん。

【功労者感謝状】NPO法人和歌の浦万葉薪能の会(和歌山市)▽桃山町美化推進協議会野田原支部(紀の川市)▽風市桜の会(同)▽粉河産??子供会(同) 【花いっぱいコンクール】〔学校の部〕優良賞=県立きのくに青雲高校生徒会(和歌山市)〔家庭の部〕優良賞=植村悦子(同)

【花いっぱい運動推進功労者知事感謝状】竹房自治区(紀の川市)▽西部地区を美しくする会(同)

感謝状を受け取る功労者

感謝状を受け取る功労者