和歌山県代表に期待 都道府県対抗男子駅伝

 和歌山陸上競技協会の第10回記録会が15日、和歌山市毛見の紀三井寺公園補助陸上競技場で開かれた。長距離種目では全国都道府県対抗男子駅伝の代表となる高校生や中学生たちが上位を快走、1週間後の大会に向け順調な仕上がりを見せた。箱根駅伝に出場した大学生やふるさと選手は、会場となる広島で合流、経験豊富なベテランと成長著しい若い力で、県チーム最高の25位以内を目指す。

 記録会には共通五千㍍に高校生6人、中学生三千㍍に3人の代表選手が出場。それぞれが大会に向けて、テーマを持って臨み、吉田克久監督らが見守る中、トップ争いだけでなくスパートのタイミングなどを意識したレース展開となった。

 レース後、吉田監督は「中学生も高校生も、8割ぐらいのいいペースで走れた。特に高校生では、全体のレベルアップができ戦力的にも充実してきた。大会では県チームの最高順位を目指したい」と意欲を見せた。

 大会は22日午後0時半から、広島市の平和記念公園を発着点とする7区間48㌔で開かれる。
 県代表チームは第4回大会の26位(2時間21分47秒)が最高で、前々回は29位(2時間24分11秒)前回は38位(2時間24分09秒)で、代表チームの奮起が期待される。