歌で和歌山市PR 山口智世さん観光発信人
和歌山市出身、在住の歌手・山口智世(さとよ)さんが11日、市の魅力を県内外にPRする「市観光発信人」に委嘱された。市にゆかりのある人に委嘱しており、山口さんで55組目となった。
山口さんは演歌やご当地ソングなどを中心に音楽活動を行っており、代表的なオリジナル曲に「友ヶ島情話」や「悠久の道~熊野古道~」などがある。これまでに県観光キャンペーンガール(現きのくにフレンズ)や和歌山市女王アゼリアクイーン(現アゼリア)を務めるなど和歌山のPR活動に取り組んでおり、現在は県の「わかやま応援団」、有田川町観光大使、奈良県やまとこおりやま観光PR大使などとして活躍している。
委嘱式は市役所市長室で行われ、尾花正啓市長は山口さんに委嘱状と観光発信人の名刺を手渡した。市観光協会会長を務める尾花市長は「ずっと和歌山のPRをやっていただいている」と山口さんの活動に感謝。「今後もぜひ頑張っていただきたい」と活躍に期待を寄せた。
山口さんは「和歌山の皆さんが応援してくださるおかげで楽しく活動できています。歌を通じて生まれ育った大好きな和歌山をPRしていきたい」と意気込みを話していた。