インフルエンザに警戒を 和歌山市が注意報
和歌山県の和歌山市は9日、市内の医療機関から報告されるインフルエンザの患者数が基準値を超えたとして、対策を呼び掛ける流行注意報を発令した。
市保健所総務企画課によると、昨年12月25~31日の患者数が1医療機関当たり10人を超え、10・13人となった。対象の医療機関数は15。流行注意報の発令は昨年に比べて2~3週間早いという。
流行しているインフルエンザの種類は、A/H3(香港型)が多かった昨年に対し、今シーズンはA/H1pdmやB(山形型)、A/H3などが検出されており、ばらつきが見られるとしている。
同課は外出先から帰宅した際の手洗い、咳エチケットの徹底や適度な湿度の保持など、対策を呼び掛けている。