3770人が「春」目指し センター試験始まる

本年度の大学入試センター試験が13日、全国で始まった。和歌山県内でも和歌山大学、県立向陽高校、桐蔭高校、近畿大学生物理工学部の4カ所で実施された。県内の出願者は昨年より45人多い3770人。和歌山市栄谷の和歌山大学では1490人が受験した。

和歌山市内では最低気温0度を記録するも、懸念されていた雪や強風の影響も少なく、和歌山大学では融雪剤がまかれた道を歩いて来た受験生が高校の先生や塾の講師に迎えられ、応援を受けて会場に入って行った。試験会場では、監督者の注意を聞いた受験生が筆記具を用意し、スマートフォンの電源を切って問題用紙が配られるのを静かに待っていた。

13日は地理歴史、公民、国語、外国語、リスニング(英語)があり、14日は理科①②、数学①②が行われる。

試験問題の配布を待つ受験生

試験問題の配布を待つ受験生