インフルエンザ流行警報 県が注意呼び掛け

 和歌山県内のインフルエンザの発生が警報の基準値を超えた。

 県健康推進課によると、県内のインフルエンザ定点(49医療機関)からの患者報告数が1月15~21日の週で平均45・18人となり、警報基準値(1機関当たり30人)を上回った。

 本紙エリア内各保健所管内の同週の患者報告数の平均は、和歌山市が67・13人、海南が23人、岩出が43・5人。県内保健所別で最も多いのは和歌山市で、次いで湯浅の48人となっている。

 同課は「インフルエンザの流行がさらに拡大している。正しい知識に基づき、予防と感染拡大防止を徹底してほしい」とし、マスクを着用するなどの咳エチケットの励行、こまめに手洗い・うがいをする、適切な湿度を保つ、健康管理に努めることなどを呼び掛けている。