メダル目指して 平昌五輪へ坂爪選手壮行会
2月9日から韓国・平昌(ピョンチャン)で開かれる冬季オリンピックを前に、スピードスケートに出場する㈱タカショー(本社=和歌山県海南市)の坂爪亮介選手(27)の壮行会(県スケート連盟主催)が25日、東京で開かれた。
坂爪選手は群馬県太田市出身。日本体育大学卒業後、同社でスケート競技に取り組み、オリンピック出場は前回のソチに続いて2回目。
式には関係者ら40人が出席。県スケート連盟の池田五十一理事長や県体育協会の坂本勝則事務局長が激励し、同社の高岡伸夫社長も「和歌山県民みんなで応援している。あまり緊張しないで頑張って」と応援した。
壮行会後のインタビューで坂爪選手は「壮行会とタカショーで受け取ったパワーをお返しできたら。このようなチャンスはたくさんないので着実に勝ち進んで最高の姿を見ていただきたい」と決意。今回が2回目の出場ということで「前回は準備段階から思い通りではなく、悔しい思いをした。今回は準備もできているので最高の舞台にしたい」と意気込みを語った。和歌山県民に向けては「和歌山の企業に所属してから行く機会も増えた。周りの方の応援をパワーに変えてメダルを取って戻りたい」と話した。
坂爪選手はスピードスケートショートトラック男子500㍍と1000㍍、5000㍍リレーに出場予定。