オフィス街に春の香り 十一番丁で梅満開
和歌山県和歌山市十一番丁のMYビルの入り口に植えられているウメが満開になり、ビルが立ち並ぶオフィス街にほのかな春の香りを届けている。
同ビルに入居する野志会計事務所の野志幸史さんが5年ほど前に植えた。もとは正月用に買った寄せ植えの小さな木だったが、植え替えたところ見事な枝ぶりの木に成長した。
小さな花壇だが、ウメを目当てに春にはメジロやミツバチが訪れる。梅雨前には青梅が実り、5㌔ほど収穫できるという。野志さんは「何もないオフィス街だが、近所の方も毎年楽しみにしてくれている。みんなで大事に育てているので大切にしてほしい」と話していた。