志つなぎ発展を NPOセが法人化15周年
特定非営利活動法人わかやまNPOセンターの法人化15周年を記念したレセプションが2月25日、和歌山県和歌山市湊通丁のホテルアバローム紀の国で開かれ、各団体が祝った。
同センターは「市民活動ネットワーク和歌山」を前身に2002年に法人格を取得して設立。06年から県NPOサポートセンターの指定管理者として運営を開始し、NPO団体のネットワークづくりや人材育成を行い、企業や行政との連携を支援。お城の動物園応援隊(現わかやまフレンZOOガイド)事業の実施や東日本大震災、紀伊半島大水害での職員の被災地派遣などを経て全国のNPO団体支援機関との連携を深めている。
レセプションでは歴代理事長や県内NPO団体からのビデオメッセージが流され、平原佳和理事長は「法人化へのたくさんの方々からの温かい協力、支援に感謝したい。これから次のステージに向け、より良い地域づくりのために進んでいきたい」とあいさつ。「志をつなげよう」と書かれた横断幕を掲げ、各団体で深刻になっている後継者問題としっかり向き合っていくことを宣言した。
その後、同センターの取り組みに寄与してきた花王ハートポケット倶楽部、近畿労働金庫地域共生推進室和歌山地区統括本部、和歌山新報社に感謝状が贈呈された。