古民家でキルト作品展 4日まで蒲公英工房
和歌山県紀美野町奥佐々の蒲公英(たんぽぽ)工房で「第1回淡墨桜プチキルト展」が開かれ、同工房を主宰する黒田街子さん(65)や全国の弟子の作品を展示。来場者は作品と、同所で咲き誇る花の美しさに目を細めている。4日まで。
作品は、白い花々と戯れる虫をデザインした「揺籃(ゆりかご)」や、しだれ桜の大木を表現した「弥勒様の夢櫻」など、大きなタペストリー約20点や額、小物など合わせて約100点。関東、九州で活動している弟子の作品も並ぶ。
和歌山で活動する小杉憲子さん(67)と松尾敦子さん(56)によると、黒田さんは才能豊かで、キルトの他、自然の恵みを生かした食品作りにも取り組んでいるという。同展では黒田さん手作りのジャム、柿酢なども販売している。
小杉さんと松尾さんは「花の咲く山里の美しい時季に合わせて開催しました。ぜひご来場ください」と呼び掛けている。入場料500円(飲み物と茶菓子付き)。午前10時から午後4時まで。
問い合わせは黒田さん(℡073・489・2436または℡090・1078・9473)。