浦津さん最優秀賞 高校総体ヨットポスター
2018年度全国高校総合体育大会(インターハイ)ヨット競技大会のポスター原画の表彰式が26日、和歌山県立和歌山商業高校(和歌山市砂山南、花本明校長)で行われ、2年の浦津朱理さん(17)が最優秀賞に選ばれた。
インターハイのヨット競技は24年度まで県で開催されることが決定しており、ポスター原画も県内の高校生から募集している。今回は県内の高校、特別支援学校から8作品の応募があった。
浦津さんは県教育委員会健康体育課の橘誠課長から賞状と記念の盾を受け取った。
ポスターには水しぶきを上げて走るヨットの背景に和歌山県が描かれており、会場となる和歌浦湾は赤い星印で示されている。浦津さんは1年生の時、美術の課題でポスターを制作。見たことのない競技だったので、興味が湧いたという。受賞については「ポスターの参考にした写真を見て激しいスポーツだと思った。夏休みの宿題でこんな賞を取るとは思わず、びっくりしている」と話した。
優秀賞には県立紀伊コスモス支援学校2年の小川侑斗さんと市立和歌山高校3年の冨永妃奈乃さんが選ばれ、各校で表彰式が行われた。
ポスターは県庁南別館、ヨット部のある高校で掲示されており、今後は県立体育館などにも張り出される予定。