ディズニーSPパレードに歓声 音楽大行進

大型連休後半は好天に恵まれ、和歌山県内各地の行楽地や観光施設などは大にぎわいだった。和歌山市の和歌山城周辺ではこどもの日の5日、恒例の「2018子どもなかよしまつり・音楽大行進」が開かれ、東京ディズニーリゾート開園35周年を記念するスペシャルパレードが特別参加。ミッキーマウスをはじめディズニーのキャラクターたちが特別デザインの車両に乗り、沿道を埋め尽くした約6万人に夢と笑顔を振りまいた。

「音楽大行進」は、県内の保育園や小中高校のバンド、吹奏楽部などを中心に36団体の約2000人が参加。正午ごろから始まり、鼓笛演奏やバトントワリングなどを披露しながら、けやき大通りの三木町から西汀丁交差点までの約800㍍を行進した。

ディズニーのスペシャルパレードは午後3時にスタート。35周年を祝う「ハッピー・セレブレーション」の文字やデザインで彩られた特別車両に、ミッキーマウスやミニーマウス、ドナルドダック、グーフィー、チップ&デールら人気のキャラクターが乗り込み、約30分にわたってパレードした。市内から参加した約50人のキッズダンサーも隊列に加わり、元気いっぱいのダンスを見せた。ミッキーやドナルドらが手を振ると歓声が上がり、沿道の人々はカメラやスマートフォンなどで撮影していた。

和歌山市宇須の藤田麻衣子さん(37)は、娘2人とミッキーのおそろいのTシャツを着てパレードに来場。小学3年生の葵さん(8)と幼稚園年長の望結さん(5)姉妹は「ミッキーがこっちを見て手を振ってくれた。とってもかわいくて、会えてうれしかった」と満面の笑顔だった。

また、和歌山城西の丸広場で開かれた「子どもなかよしまつり」も盛況で、ボルダリングや甲冑(かっちゅう)、おもしろ自転車の体験、モンキーパフォーマンスなどが人気を集め、ステージはビンゴゲームなどで盛り上がった。

特別デザインの車両で登場したミッキーマウスらに歓声

特別デザインの車両で登場したミッキーマウスらに歓声