ねんりんピック向け エアーきいちゃん登場

 高齢者を中心とするスポーツや文化の総合的な祭典「ねんりんピック紀の国わかやま2019」の実行委員会は8日、和歌山県和歌山市のアバローム紀の国で第2回総会を開いた。PRのため新たに誕生した「エアーきいちゃん」のお披露目があり、軽快なダンスで会場を盛り上げた。

 エアーきいちゃんは、従来型から大幅に軽量化し、見た目もスリムに生まれ変わった。頭、胴体、足が一つなぎになったことで機能性がアップ。スムーズに走ったり跳ねたりできるようになった。

 スポーツ、文化団体などから約140人が出席した総会ではウインズ平阪さんらが登場し、大会テーマソング「あしたへと」を熱唱。エアーきいちゃんも広報キャラバン隊の一員として軽快なダンスを披露した。

 総会では同実行委員会の会長を務める仁坂吉伸知事が「和歌山国体の時のように、みんなの意識を高めていきたい」とあいさつ。総会前の常任委員会で正式決定した実施要綱と総合開会式・閉会式の基本計画について、実行委事務局から説明があった。

 実施要綱では各交流種目の日程や会場、チーム編成などが決定。開閉会式の基本計画では、総合開会式の参加予定者が約2万人である他、メインアトラクションは全5章構成の県民創生パフォーマンスを企画していることなどが記されている。

軽快にダンスを披露したエアーきいちゃん

軽快にダンスを披露したエアーきいちゃん