市高4強、日高中津V マスターズ甲子園

高校野球のOB・OGが出身高別にチームを結成し、再び甲子園を目指す「第15回マスターズ甲子園」和歌山県予選大会の準決勝、決勝が8日、和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で行われた。本紙エリアのチームでは準決勝第2試合で市和歌山が日高中津と対戦し、5―8で敗れた。決勝戦は日高中津が田辺を13―12で下し、初代王者に輝いた。

和歌山大会では5回までは34歳以下、6回からは35歳以上の選手が出場。大会は5月から始まり、11チームによる予選リーグを実施。田辺、耐久、日高中津、市和歌山が準決勝に進出した。

◇準決勝

市和歌山 0 2 2 0 0 0 0 1 0 5
日高中津 0 2 1 0 0 2 3 0 X 8

市和歌山は2回、無死満塁から光森、辻の連続適時打で2点を先制。同点で迎えた3回にも光森の左越え適時2塁打で2点を奪い、5回までに4―3とリードした。しかし6回に逆転を許すと、7回にも3失点。続く8回に1点を返したが、及ばなかった。 決勝戦は日高中津が田辺との乱打戦を制し、和歌山大会の初代王者に輝いた。11月10日に阪神甲子園球場で開幕する全国大会に出場する。

3回、左越えに適時2塁打を放つ光森(市和歌山)

3回、左越えに適時2塁打を放つ光森(市和歌山)