和北、箕島ら3回戦へ 高校野球6日目

 6日目

 第100回全国高校野球選手権記念和歌山大会は6日目の16日、2回戦4試合があり、和歌山北が貴志川を6―1で下して3回戦に進み、粉河は箕島に11―6で敗れた。

 ◇第4試合

貴志川 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
和歌山北 0 0 3 0 1 0 1 1 6

 〔貴〕佐藤、山本昂―筒井〔和〕湯浅、北原―西川▽2塁打=山出(貴)北村(和)

 和歌山北は3回裏、相手の失策と犠打などで2死1、2塁とし、西川の左前適時打で1点を先制すると、湯浅と中筋にも適時打が飛び出し、この回3点を先制した。5回裏には湯浅の3塁ゴロの間に1点を追加。7、8回にも1点ずつを加えた。

 投げては先発の湯浅から北原への継投で貴志川の反撃を8回の1点に抑えた。

 堀内監督は「打線は1点を取った後にしっかりと追加点が取れ、投手も持ち味を出してくれた。試合運びもうまくいった」と話した。

 貴志川の秦野監督は「後半勝負に持ち込みたかったが、失策や送りバントの失敗などミスが出て、思うような展開に持ち込めなかった」と悔やんだ。
 
 

 
 
 ◇第3試合

箕島 0 0 1 2 0 0 3 3 2 11
粉河 1 0 4 1 0 0 0 0 0 6

 〔箕〕久志、山本、尾坐原、佐原―小松〔粉〕小﨑、坂本、中井、稲垣、坂本―堀内▽2塁打=深井、小松、尾坐原(箕)木村壮(粉)

 粉河は1回裏、相手の2失策と犠打で1死2、3塁の好機をつくり、木村壮の左前適時打で1点を先制。3回裏には相手の失策などで4点を加え中盤までリードする展開となった。

 投手は先発の小﨑から主戦の坂本につないだが、7回表に坂本が4長短打で3点を奪われ同点とされ、さらに継投した中井や稲垣も打ち込まれ力尽きた。

 富樫監督は「力負け。勝負どころであと1本が出なかった。坂本はよく投げてくれた」と話した。
 
 

 
 
 7日目

 ◇第2試合

日高中津 0 2 9 0 3 14
慶風 0 0 0 0 0 0

(5回コールド)

3回裏、西川の左前適時打で生還する北原(和歌山北)

3回裏、西川の左前適時打で生還する北原(和歌山北)