智弁が箕島にコールド勝ち 高校野球9日目

第100回全国高校野球選手権記念和歌山大会は9日目の19日、3回戦3試合が行われ、第1試合では智弁和歌山が14―2で箕島に5回コールド勝ちし、5年連続のベスト8進出を決めた。

【3回戦】

◇第1試合

智弁和歌山 1 0 10 2 1 14
箕島 0 0 0 2 0 2

(5回コールド)

〔智〕平田、小堀、池田陽―東妻〔箕〕佐原、熊代、山本、久志、尾坐原―小松▽2塁打=文元、東妻、根来、神先(智)木山、小松2、西岡(箕)

智弁は15安打で箕島を圧倒した。1回表、四死球と犠打で1死1、2塁とし、文元の左越え2塁打で1点を先制。3回表には黒川の中越え適時打や東妻の左翼線適時2塁打など8安打の猛攻で一挙10点を挙げた。

投げては、先発の平田が安打は許すも本塁は踏ませない投球で3回を無失点。4回は代わった小堀が3安打を浴び2点を奪われたが、5回は池田陽佑が三者凡退に抑えた。

髙嶋監督は「初回が1点で終わり嫌な感じがしたが、打者は良い感じでバットが出ていた。気を引き締めて次も基本を大事にやっていきたい」と話した。

3回表無死1、2塁、黒川の中越え適時打で文元が生還する(智弁)

3回表無死1、2塁、黒川の中越え適時打で文元が生還する(智弁)