プロ4人が鋭く撮る 9日まで四つ葉写真展
大阪や和歌山で活動する4人のプロカメラマンでつくる「四つ葉の会」の初めての作品展が9日まで、和歌山県和歌山市和歌浦南の和歌の浦アート・キューブで開かれている。
出品者は、ほぼ同世代という荻野太朗さん、西本恭宜さん、片家伸之さん、原田佳美さん。普段の仕事の枠を越え、プライベートな写真発表の場にしようと企画。風景や人物などのカラーやモノクロ作品約40点が並ぶ。
作品は、身近な人たちを温かい視線で写したスナップ、北海道釧路の余情ある海岸、風合いのあるポラロイドで撮影した風景など、それぞれが自由に活写。ボディービルダーの筋肉美や力強さを写したもの、自らを被写体に緊縛姿を撮影した「キミノワナ」など、肉体を芸術的に写した作品も並び、来場者は興味深げに見入っている。
メンバーの一人、西本さん(46)は「仕事から離れ、それぞれが撮りたいものを表現しました。ぜひ多くの方にご覧いただければ」と話している。
午前10時から午後5時まで。問い合わせは同所(℡073・445・1188)。