パンダの赤ちゃん元気に保育器卒業 白浜

 和歌山県白浜町のテーマパーク「アドベンチャーワールド(AW)」は5日、8月14日に生まれたジャイアントパンダの雌の赤ちゃんが、保育器を“卒業”したと発表した。

 赤ちゃんはAWで最も小さい体重75㌘、全長15・5㌢で生まれ、当初は体温が保てない状態だったため、保育器で温度管理をしながらスタッフがサポートを続けてきた。5日には体重が1・8㌔まで成長し、温度管理が必要なくなり、保育器を出ることが決まった。これからは、赤ちゃんが母親・良浜(らうひん)と過ごせる時間も増える。まぶたも少しずつ開いてきており、間もなく両目が完全に開くという。

 パンダ親子の公開は午前10時15分~35分と午後2時40分~3時の一日2回。同時刻に特設サイトで360度のVR動画もライブ配信している。

 赤ちゃんは11月16日まで名前を公募中。園内の応募用紙、インターネット、はがきで受け付けている。

元気に保育器を卒業した赤ちゃんパンダ(AW提供)

元気に保育器を卒業した赤ちゃんパンダ(AW提供)