PTAと生徒が共演 海南大成校舎の文化祭
海南高校大成校舎(和歌山県紀美野町動木、湯川昌彦校長)のPTA組織「大成会」(西田博昭会長)は、開催中の同校舎文化祭2日目の20日、教職員やPTA、生徒らの関わりを深めようと特別企画を実施。同会のこれまでの活動を発表し、共に壇上で歌い、踊るなどして盛り上がり、祭典に花を添えた。
西田会長は15年にわたる取り組みについて、「地域と連携したPTA活動~生徒と共に保護者も成長する活動」と題して発表。ことし7月の近畿地区高校PTA連合会総会や、8月の第68回全国高校PTA連合会での発表内容を生徒向けに再構成して話した。
同会の重点的な活動は「共育部」。保護者と生徒が共に地域イベントでの奉仕や神社主催の祭りなどに参加している。西田会長はさらに生徒らの参加を促そうと、自然保護活動や小学校行事の手伝いなどに卒業生や在校生が参加しており、地域に喜ばれていることなどを強調した。
続いて、西田会長のリードで「君たちが人生の主役」とのメッセージを込めた歌を数曲、会場内の全員で歌い、踊った。西田会長は「人生は長くいろいろあるが、大成の仲間で助け合いながら良い関係を続けてほしい」と笑顔で語った。
生徒の上芝宥輝さん(17)は「西田会長はとても楽しい方で、いつも大成校舎のことを一番に考えてくれているので、その気持ちに応えようと踊りました」と話していた。