山下さん最優秀賞 いのちのきずなエッセイ
和歌山市内全小学校の5年生を対象にした「いのちのきずな」エッセイの入選作品の表彰式が2日、同市屋形町のルミエール華月殿で行われ、16人が表彰された。
倫理道徳の研究と社会教育を推進する「和歌山モラロジー事務所」が主催し、ことしで7年目。「家族」「友達」「いのち」「感謝」をテーマにエッセイ(400字程度)を募り、今回は25校から1026人の応募があった。
式では、同事務所の山添順裕代表世話人が「皆さんが一生懸命書いた作品に大変感動しました。この事業が、未来を託す子どもたちに感謝の心を育む教育の一助となれば幸いです」とあいさつ。
最優秀賞にあたる市長賞に輝いた山口小学校の山下陽瑚(はるこ)さんは、家族をテーマに母親への思いを込め「作文で賞をもらったのは初めてで、うれしい。普段、お母さんに素直な気持ちを伝えられていないので、少しでも感謝が伝わればいいなと思って書きました」と笑顔で話していた。入選者は次の皆さん。
【最優秀賞(市長賞)】山下陽瑚(山口)
【特別賞(市教育長賞)】橘菜月(三田)
【特別賞(和歌山ユネスコ協会賞)】髙田ゆめな(安原)
【特別賞(モラロジー研究所賞】瀧本絢心(伏虎義務教育学校)
【優秀賞】田中真琴(野崎西)▽原田千愛(伏虎義務教育学校)▽山田蓮(吹上)▽吉田真悠(東山東)
【入賞】飯田奈央(藤戸台)▽岩本武琉(吹上)▽杉山菜梛(川永)▽大福菜那(三田)▽月原衣織(藤戸台)▽中慶也(小倉)▽前田悠仁(宮)▽横林紗佳(貴志南)