野上八幡に絵馬奉納 海南大成校舎の生徒
海南高校大成校舎(湯川昌彦校長)の美術部と書道部の生徒が作成した来年のえと「亥」の絵馬が21日、野上八幡神社(和歌山県紀美野町小畑、薮洋平宮司)に奉納された。
雄大な山と、野を駆けるイノシシの親子が生き生きと描かれた絵馬は縦180㌢、横270㌢の迫力ある大きさ。絵は美術部の部員が、「開運招福」の文字は書道部員が手掛け、5人が神社内の一室に集まり約1カ月かけて仕上げた。
絵馬が社殿の上方へ掲げられると、境内は華やいだ空気に包まれ、美術部の部長、平松祐奈さん(17)は「地元の神社に掛けられうれしいですが、お正月に参拝に来たときは照れくさいかもしれません」と笑顔。
西田博昭PTA会長は「還暦を迎える年男として奉納のお手伝いができ、感無量です」、石田晋司教頭は「地域の人も絵馬に関心を持ってくださりありがたい。ことしも良い絵馬ができたと思います」と話していた。