白バイ隊も勇壮に走行披露 県警が視閲式
県警は9日、和歌山県和歌山市毛見の和歌山マリーナシティで年頭視閲式を行い、警察官約400人とパトカー、白バイなど警察車両約40台が観客約300人を前に部隊行進し、ことしの警察活動の決意を新たにした。恒例の白バイ隊による走行訓練などが披露された。
式では檜垣重臣県警本部長が視閲官として部隊を視察。白バイ隊による走行訓練では巧みな技術と迫力あふれるスピードで観客を魅了した。部隊行進は県警音楽隊による演奏のもと警察犬8頭なども参加し、各部隊が規律正しい姿を見せつけた。
檜垣本部長は「昨年は刑法犯認知件数、交通事故発生件数ともに17年連続で減少することができたが、特殊詐欺被害や飲酒運転での交通事故が後を絶たない。県民の期待と信頼に応える強さと優しさを兼ね備えた警察として事件や事故を減少させ、安全で安心な和歌山を目指したい」と訓示した。
溝端莊悟県公安委員長は「力強い部隊行進を見て頼もしく心強く感じるとともに和歌山県警察の士気の高さを感じた」とあいさつした。