アマルフィ市長来和 10日雑賀崎で文化交流
イタリアの世界的観光地・アマルフィと景観や歴史、文化に共通点がある和歌山県和歌山市雑賀崎で2月10日、アマルフィからダニエレ・ミラノ市長やシェフを迎え、文化交流のシンポジウムと地産地消の食フェアが開かれる。
アマルフィはイタリア南部の海洋都市で、果樹園、大聖堂などの建造物が並ぶ一帯は「アマルフィ海岸」として世界文化遺産に登録されている。和歌山市南西部の海岸沿いの町、雑賀崎は、海岸線の斜面に建物が密集する景観などがアマルフィと似ているとして旅行サイトなどで紹介され、両市は交流を進めている。
シンポジウムは午後1時から、雑賀崎支所で開催。ミラノ市長が景観と文化交流をテーマに講演し、アマルフィ名誉市民で法政大学特任教授の陣内秀信さんと和歌山大学観光学部准教授の永瀬節治さんがディスカッションする。
地産地消の食フェアは3時から、親子つりパークで。ミラノ市長によるアマルフィの紹介と、現地のレストラン「SENSI」のシェフ、アレッサンドロ・トルモリーノさんが作るリゾット、揚げピザ、ブルスケッタの試食がある。
申し込み不要。問い合わせは国際交流課(℡073・435・1010)。