プラネタリウム来場100万人 こども科学館
和歌山県和歌山市寄合町の市立こども科学館のプラネタリウムが観覧者100万人を達成し、16日にセレモニーが行われた。
記念すべき100万人目になったのは、市立太田小学校2年生の足立歩結(ふゆ)さん(8)。月に2~3回来館しており、今月3日に祖父と新しいプラネタリウムを見に来た際に節目の観覧者となった。
同館のプラネタリウムは1981年の開館当初から県内唯一の常設プラネタリウムとして親しまれてきた。今月2日には投影機や座席を一新し、リニューアルオープン。旧プラネタリウムには37年間で99万8200人が訪れていた。リニューアルしてからは大人の来館者も増えつつあるという。
セレモニーでは、尾花正啓市長から足立さんへ100万人目の認定書と同館の1年間無料パスが贈られ、くす玉を割ってお祝い。この日は母の真沙美さんと祖父母と一緒に来ていた足立さんは「プラネタリウムは番組が変わると見に行く。パスをもらったので、またいっぱい来たい」とにっこり。尾花市長も「100万人が見に来るのはすごいこと。これからもプラネタリウムをかわいがってもらいたい」と笑顔であいさつした。