紀の川市205人異動 女性管理職の割合増

 紀の川市は26日、4月1日付の人事異動を発令した。異動者数は前年比16人減の205人。定年退職者数は部長級6人を含む13人。全管理職数(技能職除く)は181人、うち女性は51人。職員数は前年と同じ547人となる。

 市は2018年度が初年度となった「第2次市長期総合計画」で市の将来像を「人が行き交い 自然の恵みあふれる住みよいまち」と定めており、前年の人事異動では少子化や公共施設の老朽化、高齢化の進行などの課題に対応する体制を強化しようと、公共施設マネジメント課、こども課などを設置。今回は効率的で効果のある行政組織の構築に向け、さらに住民サービスの向上を図ろうと、現在の組織体制を検証した上で配置を微調整した。

 また、女性職員の管理職への登用にも力を入れており、全管理職に占める女性の割合は28・2%で前年より0・8㌽上昇した。