麦の郷で地域交流 西和佐地区恒例の春祭り

社会福祉法人一麦会「麦の郷」が、運営する施設の利用者やスタッフと地元住民らが交流を深める「第23回西和佐地区社会福祉協議会と麦の郷春祭り」が6日、和歌山県和歌山市栗栖の西和佐小学校体育館で開かれた。参加者はハワイアンフラやちんどんの発表などを楽しんだ。

一麦会と西和佐地区社会福祉協議会が共催。精神に障害がある人が地域住民とふれあい、互いに理解を深めようと開いている。

この日は同地区の民生委員らがハワイアンフラを披露し、同会が運営する障害者就労継続支援B型事業所の利用者とスタッフ約10人で構成するちんどんグループ「ポズック楽団」も登場。にぎやかな音楽が流れる中、メンバーらが飛び跳ねたり、回転したりして集まった地域住民らが沸く場面もあった。サックスや太鼓、ベースなどちんどんを構成する楽器が一つひとつ紹介され、演奏するスタッフの自己紹介も行われ、歓声が上がった。

会場では、抹茶やパン、ちらしずしなどが振る舞われた他、ビンゴ大会やよさこい踊りの披露なども行われた。

元気いっぱいの「ポズック楽団」

元気いっぱいの「ポズック楽団」