がん患者支援の輪を リレーフォーライフ

 がんの征圧を目指し、患者や家族への支援の輪を広げるチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2019わかやま」が25日正午から26日午後1時まで、和歌山市の和歌山城砂の丸広場で開かれる。

 実行委員会(土橋武彦委員長)と公益財団法人日本対がん協会が主催。がん経験者や家族、支援者らがリレーで24時間歩き続ける。

 1985年にアメリカの医師がトラックを24時間走り、同国対がん協会への寄付を募ったことから始まった国際的なチャリティー運動で、日本では2006年に茨城県で初開催。和歌山市では14年から毎年開き、6回目を迎える。

 会場では、がんに対する思いや患者へのエールなどを書いた紙袋を照らし出す「ルミナリエ」の明かりがともり(25日午後6時点灯)、ステージでは歌やダンス、和太鼓演奏、詩の朗読、獅子舞など多彩なパフォーマンスを発表。がんに関する情報発信やバザー、親子で楽しめるものづくりワークショップなどのブースも並ぶ。

 実行委は「がんは2人に1人がなるといわれます。がんのことを身近に感じてもらい、患者に寄り添うきっかけにしてもらえれば。楽しめるイベントがたくさんあるので、ぜひお越しください」と呼び掛けている。

 詳しくはフェイスブックに掲載。問い合わせは実行委(℡070・1340・2178)。

がん患者支援を呼び掛け歩く参加者(前回)

がん患者支援を呼び掛け歩く参加者(前回)