トップレベルの技学ぶ Jr.スポーツ教室

 スポーツの楽しさを学ぶ和歌山県和歌山市のジュニアスポーツ教室が6月29日、梅原のノーリツアリーナ和歌山で開かれた。市内の小学生約200人が参加し、さまざまな競技のテクニックを学んだ。

 スポーツの普及と青少年の健全育成のために開かれ、ことしで3回目。バスケットボールの和歌山トライアンズ、バレーボールの堺ブレイザーズ、卓球の日鉄物流ブレイザーズの選手らが子どもたちを指導した。

 児童はグループに分かれて順番に競技を体験。バスケットボールではステップやシュートのこつを学び、バレーボールではパスを練習。今回新しく行われた卓球ではバックハンドとフォアハンドの使い方を練習した。児童も選手もたくさん汗をかきながら、2時間ほどのレッスンを楽しんだ。

 最後に堺ブレイザーズの佐川翔選手が「みんなの『楽しかった』という感想だけでもうれしい。チャレンジして、できるようになったらうれしいという気持ちをスポーツ以外でもたくさん感じられるようになれば、成長できると思う」と児童に話した。雑賀小学校4年の中田樹希君(9)は「本格的なバレーボールは初めてやったけど、パスがうまくできるようになった。全部難しかったけど楽しかった」と競技を楽しんでいた。

オーバーパスを実践

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