生徒がつくる高校総文祭 企画委員会が発足

2021年に和歌山県内で開催される第45回全国高校総合文化祭(紀の国わかやま総文2021)に向け、高校生の生徒企画委員会が発足し、14日に和歌山市の県民文化会館で委嘱状の交付式が行われた。

委員会は総務部、総合開会式、パレード、広報イベント、国際交流の五つの部会に分かれ、1年生を中心に生徒39人が生徒おもてなし企画や海外招聘(しょうへい)校との交流など本格的な開催準備に取り組む。

委員会を代表して、県立橋本高校1年の鳥羽千智さんが宮﨑泉県教育長から委嘱状を受け取った。委員を代表して、県立耐久高校1年の池永実優さんが「高校生でいること、2021年に和歌山県で高校総合文化祭が開かれ、委員として関われることに喜びを感じながら、和歌山の高校生にしかできない高総文祭にできるよう努力していきます」とあいさつした。

午後からは第1回生徒企画委員会が開かれ、紀の国わかやま総文の概要について説明が行われた。

また、大雨警報の発令で延期になっていた大会テーマ、毛筆表現、ポスター原画、イメージソングの表彰式が行われ、県立向陽中学・高校合唱部がイメージソング「届けよう 和の心」を初披露した。各部門の最優秀賞は次の皆さん(学年は受賞当時)。

【大会テーマ】谷口芽依(信愛1年)【大会テーマ毛筆表現】横書き=手島千奈(紀央館2年)▽縦書き=四元このは(星林2年)

【ポスター原画】山本彩葉(向陽2年)【イメージソング】歌詞=森本七彩(星林3年)▽曲=田端志帆(日高2年)

宮﨑教育長㊧から委嘱状を受け取る鳥羽さん

宮﨑教育長㊧から委嘱状を受け取る鳥羽さん