交通事故減少目指し 白バイ待機所に横断幕

 交通事故を減らそうと、 県警本部などは15日、 和歌山市舟大工町の交通機動隊和歌山分駐所 (白バイ待機所) に交通安全啓発用の横断幕4枚を掲げた。

 同所は、 昭和53年8月に設置され、 交通機動隊の立ち寄り所として活用。 北島橋の南約200㍍に位置しているため、付近の交通量は比較的多く 「啓発の効果が高い」 (交通企画課) と考えた。 掲示場所も高さが約3㍍あり、 目に付きやすい。

 これまでにも横断幕は掲示していたが、全方角(4カ所)に設置するのは初めて。「夕暮れ時、 早めのライト点灯」 「自転車に免許なくてもルールあり」 などと書かれ、 赤や黄色などカラフルな色を使った。 同課の谷岡雅邦次席は 「昨年は県内の交通事故死亡者が54人いた。 ことしは何としても50人以下に抑えたい。啓発することで事故が少しでも減ってほしい」と話していた。