全国高校総体で活躍 アスリートが県庁へ
本年度の全国高校総合体育大会で3位以上の成績を残した高校生アスリートらが11日、和歌山市の和歌山県庁を訪れ、仁坂吉伸知事に結果を報告した。フェンシング、ヨット、相撲など8競技の選手21人の試合内容や、選手の長所などをそれぞれの顧問が紹介した。
仁坂知事は選手たちに「和歌山のために頑張ってくれてありがとう」と声を掛けた後、競技のルールや競技を始めたきっかけなどを尋ねた。
相撲の個人戦で3位入賞を果たした花田秀虎選手(和歌山商業高校3年)には、「昨年より背が高くなったように見える。体重は何㌔ですか」と質問。花田選手は「昨年から数㌢伸びて184㌢になりました。体重は130㌔です」と答えた。
陸上の女子走り高跳びで2位に輝いた松本万鈴選手(和歌山北高校3年)に対しては、「どうして走り高跳びをやろうと思ったのですか」と尋ね、松本選手は「小学生の頃に大会で優勝し面白いと感じ、中学校から本格的に始めました」と説明。仁坂知事は「飛ぶところを見てみたい」と笑顔を見せていた。
選手を代表し、弓道女子の部個人競技で2位に入った碓井晴捺選手(神島高校3年)が「7月に開かれた壮行会で知事からお言葉を頂き、気持ちを強く持つことができました。国体や五輪の出場を目指し、後輩の育成も頑張りたい」とあいさつ。ウエイトリフティングのスナッチで優勝を果たした駒阪勇気選手(紀北工業高校3年)に仁坂知事から記念品が手渡された。