粉河パンサーズV JA旗那賀支部学童野球
那賀支部学童部秋季大会兼第15回JA紀の里共済旗学童軟式野球大会の決勝戦が15日、和歌山県紀の川市の粉河運動場で開かれた。
粉河パンサーズが長田少年野球クラブを10―1の5回コールドで下し、優勝を果たした。
粉河 | 2 | 2 | 1 | 4 | 1 | 10 |
長田 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
(5回コールド)
大会は15チームが参加。粉河パンサーズは1回戦の那賀スピリッツに10―7、2回戦の岩出グリーンズに9―8と接戦を制し、準決勝の西貴志ドリームズには6―2と快勝し、決勝に向け弾みをつけた。
決勝では初回に3番の恩賀が一死3塁からレフト前ヒットを放ち先制。2回には二死1塁から9番の清水が左中間へ2点本塁打、3回には恩賀が左中間へソロ本塁打。4回には恩賀と4番の中小野が二者連続本塁打で突き放した。5回にも1番の今西が左前タイムリーを放ち試合を決めた。
投手の中小野は5回87球、自責点1、4三振の快投を見せ勝利に大きく貢献した。
中井基弘監督は「2~6年生で12人いるが、6年生が下級生の面倒を見て、下級生は先輩を見習って頑張ってきた結果が今回の優勝につながった」と喜びを語った。
決勝を戦った粉河パンサーズと長田少年野球クラブは、11月に田辺市で行われるJA共済旗学童軟式野球県大会に那賀支部代表として出場する。