限定コラボメニューも 近鉄で紀州路物産展

 近鉄百貨店和歌山店(和歌山県和歌山市友田町)5階催事場で、和歌山の名店が集まる「紀州路大物産展」が開かれている。8日まで。

 イノブタ肉を扱うセーフティファーム(すさみ町)、ハーブティーのHERB+CAFE(有田川町)など初出店11店を含む県内の約50店が参加。幅広い地域の店舗がそろう。

 店同士がコラボレーションしたメニューも豊富。食堂ことぶき(和歌山市)とパン店の小麦処福みみ(岩出市)は、紀州備長炭干さばや無農薬のシャインマスカットを使ったベトナムのサンドイッチ「バインミー」を販売。老舗食堂「赤玉」(有田川町)と、しらす屋前福(湯浅町)がコラボした「しらすたっぷり冷たい香椒麺」が会場内で味わえる。

 その他、白浜町などに養殖種苗研究センターを持つ近畿大学が育てた「近大マグロ」を使った「近大贅沢丼」、洋菓子店ル・パティシエミキ(和歌山市)のケーキ「カフェオレの紀婦人」など限定メニューがたくさん。

 食料品課食品催事係の丸山真志係長(42)は「北から南まで広い県内を凝縮した空気が感じられる物産展。和歌山のおいしいものがたくさんあるのでぜひ来てもらいたい」と話していた。

 午前10時から午後7時(最終日は4時)まで。5日には観光PRキャラクターわかぱんと、貴志川線のキャラクターたま駅長代理の握手会と記念撮影が行われる。問い合わせは同店(℡073・433・1122)。

和歌山の名店が集い、にぎわう店内