美しい街でおもてなし ねんりんピック前に清掃
11月9日開幕の第32回全国健康福祉祭「ねんりんピック紀の国わかやま2019」を前に、訪れる選手らを美しい街で迎えようと、和歌山市は20日、「おもてなし大清掃」を行い、市内の企業や団体から約1500人が参加した。
ねんりんピック紀の国わかやまには選手ら約9000人が来県し、4種目が開かれる同市には約2000人が訪れる。
今回の清掃は、毎年秋に開催している「一万人大清掃」の民間企業団体の部を前倒しして実施。大新公園でのセレモニーで尾花正啓市長は「皆さんの力で、訪れる方々に『和歌山っていいな』と思ってもらえるように、すっきり、爽やかな街にしていただければ」と話した。
セレモニーを終えると、参加者はほうきやごみ袋を手に、けやき大通り、JR和歌山駅前、和歌山城周辺、南海和歌山市駅前など各エリアで空き缶やたばこの吸い殻などのごみを拾い、植え込みの雑草を取り除くなどし、汗を流した。