30年ぶり全国へ 和工サッカー部が市長訪問

 全国高校サッカー選手権大会(30日~1月13日)に和歌山県代表として出場する県立和歌山工業高校は17日、和歌山市役所の尾花正啓市長を訪問し、大会での活躍を誓った。

 和歌山工の全国大会出場は、1987~89年に県大会を3連覇して以来、30年ぶり4回目。今回の県大会はノーシードから勝ち上がり、決勝で和歌山南陵を1―0で破った。

 市役所には選手30人と指導者3人が訪問。尾花市長は「まずは1回戦を突破し、さらに上を目指して、日頃の練習の成果を精いっぱい発揮してほしい」と激励。田中彪主将(3年)は「近年、県代表は初戦敗退に終わっているので、自分たちが歴史を変えられるように、いい質の試合ができるように頑張る」と決意を話した。

 全国大会の初戦は31日、千葉県のフクダ電子アリーナで松本国際(長野県)と対戦する。

 【和歌山工業高校サッカー部】部長=奥田恭久▽監督=大宅光▽コーチ=吉野健太▽主将=田中彪▽選手=山田尚輝、御前開成、岩渕来玖、武山遼太郎、竹野航星、芝﨑斗和、藪恒星、土井一輝、黒川透弥、岩橋陽世、新谷浩士、上山京介、小倉雄吏、中正司裕心、神森渚生、小山悠太、佐藤蓮音、岩橋累斗、泉裕大、神﨑貴統、藤本渚颯、大峰錬、庄司駿、竹林勇人、小谷吏玖、川上豊太、森愛翔、下平健人、上野雅空

30年ぶりの全国大会に挑む和歌山工業高校サッカー部